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本田圭佑 海外の反応 フィオレンティーナ フル出場 [スポーツ]



本田圭佑 海外の反応 フィオレンティーナ フル出場


不調の本田はなぜ蘇ったのでしょう? 


セードルフ監督が課したタスクと
献身性が活きた理由について話します。



本田圭佑Ⅵ.png



本田は、今回は、90分間を走り切った。


前節のラツィオ戦で、右サイドでまずまずの
バランスを取りながら後半、早々に下げられ
不完全燃焼に終わった本田は、
フィオレンティーナ戦にフル出場し、勝利に貢献した。


技術を輝かせ、得点機を作っていたと
いうわけではない。


いや、率直に言って前半の出来は酷かった。


カカのクロスを空振りした3分のシュートミスに
始まり、中に絞ってボールを受け、
パスを出せば引っかかる。

 
ターラブとのワンツーや、右サイドに走って
左クロスをダイレクトで折り返したプレーなど
時折光るプレーは見せるものの、それと
交互にミスも繰り返す。

 
たらればの話をしても仕方がないのだが、
もしフィオレンティーナにジュセッペ・ロッシや
マリオ・ゴメスが健在で、ボールを支配していた
前半の時間帯に先制をしていたのなら、
真っ先に変えられていたのは本田だったこともある。

 
かつてあの中田英寿をこき下ろしたフィレンツェの
記者席からは「本田の採点は3だな」
「ミランは10人で闘っているのと同然」などと、
嘲笑まじりの辛辣な批評が聞こえた。

 
ただそんなさなか、本田はある一つのタスクを実直に
そしてほぼ完璧にこなしていた。


それは右サイドをカバーし、全体のコンパクトネスを
保つのに貢献することです。


フィオレンティーナを攻略する上で、戦術的には
重要なプレーだったのである。
.

「絶対にスペースを空けてはならない」

 
フィオレンティーナの武器は、中盤のテクニシャンを
活かしたポゼッションサッカーなのだ。


彼らの攻撃を止めるためには、ゴール前の
スペースを消すことが大前提となるのである。


つまりDFラインと中盤で、コンパクトな守備組織が
作れるかどうかがポイントだった。

 
セードルフ監督の[4-2-3-1]は、守備時には[4-4-1-1]に
変形し縦横のゾーンを占有するようになっている。


トップ下でポーリが出場した時には2列目に
吸い込まれ、2ボランチの一角がサイドに
張ってフラットな4枚を形成するメカニズムが
出来ていたが(この場合カカは前線に残る)
フィオレンティーナ戦ではそのポーリが出場停止に
なったため、同じ事は出来なくなっていた。

 
ならばどうするか。


守備時には左のターラブ、右の本田が下がり、
ボランチやサイドバックと緊密な距離を保って
守ることが要求されていたのである。


特に彼の担当するサイドには、2月の
インテル戦で長友と丁々発止を繰り広げた
クアドラードが回されていた。

 
普段右WBを務める彼は、チーム事情によっては
左ウイングとしてプレーし、外から中への
カットインを活かしてチャンスを作る
ユーティリティも持っている。

 
絶対にスペースを空けてはならないという
条件下のもと、本田は走った。


時にボネーラのサポートに回り、時に中へ絞って
クアドラードがカットインを仕掛けるコースを切った。


もっとも本職が攻撃的MFの守備なので、止めきれずに
体で持って行かれるシーンも所々あったが、スペースを
埋める仕事は勤勉にこなしていた。


後半になり、相手の動きが雑になってくれば、自分の
ところでボールも取れるようになって来る。


しっかりと緊密にゾーンを保っているので、相手が
苦し紛れに出したパスが引っかかる。


試合中に成功させた4度のインターセプトは、
まさにそういうものだった。

 
そしてチャンスには、縦を意識し前に出た。


バロテッリの直接FKに繋がったファウルゲットも、
前線に飛び出しパスを呼び込んだことから
可能となったものである。


ラストパス自体は必ずしも正確では
なかったが、中盤から縦にボールを
運んでカウンターの起点となるプレーも、
相手の攻撃の流れを切る上で有効に作用した。

 
守備を疎かにせず、攻撃に臆病になることもなく、
勤勉に90分間を走破した。


終盤に運動量が落ちる様子もなかったので、
コンディション自体も上がってきているのだろう。


フォア・ザ・チームを念頭に置いた、
好感の持てるプレーだった。

 
本田自身が高い献身性を見せていたのは、
この試合が初めてではない。


サンプドリア戦にウディネーゼ戦、そして
ラツィオ戦と、守備面でも期待に応えようと
いう姿勢があったのは見て取れた。


フィオレンティーナ戦のパフォーマンスは、
それがようやく体に馴染み始めたという
ことを示しているのかもしれない。


かつて自らを干した前任アッレグリへの
対抗意識からか、セードルフは攻撃陣に
自由奔放な(悪くいえば戦術不在の)
サッカーをさせてきた節があるが、
それでもチームのバランスを成立させる上
では制限を選手に課す必要があった。


本田の右サイド起用も、
その一環だったのだろう。


チームの順応のために、本田は一つの障害を
クリアしつつあると言ってもいいかもしれない。

 
ただ厳しいことを言えば、攻撃面での結果は
相変わらず残せていない。


それに守備に貢献出来たと言っても、
フィオンティーナ側には欠場者が多く、
トップコンディションからはほど遠かった
こともまた事実だ。

 
従ってキエーボ戦以降の試合でも本田が同様の
貢献を見せられるかどうかが、復調は本物か
どうかを見極めるポイントとなるだろう。


フィニッシュワークの質も高めて、さらなる信頼を
勝ち取って欲しいものである。


本田には、ACミランでぜひ活躍してほしいです。




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